


植え付け〜収穫まで…苗の植え付け後の管理は、大切です。
1.芽かき作業  2.追肥と土寄せ  3.マルチング 4.支柱の立て方

支柱の立て方
苗を植えつけた後、作物が倒れないように完全に根付くまで支柱で支えてあげる事が、必要になってきます。こうした作業を支柱立てと呼びます。
つるがのびる野菜や実がなる野菜は、基本的に支柱で支えてあげましょう。
トマトやナス、キュウリ、ゴーヤのほか、エンドウやインゲンなど豆科の植物にも有効です。
支柱は大きなものから小さくて簡単なものまで、いくつか種類があります。
また、必要に応じてつるがしっかり巻きつくように、ネットを張る方法もあります。

- 作物が倒れるのを防ぐ。
- つるを支柱に引き込むことによって、地面に付くのを防ぐ。
- つるの負担を軽くして、成長させやすくする。
支柱立ての方法

苗の植えつけ後に、苗が倒れたりしないようにするための支柱です。
30cm程度の小さい支柱を斜めに挿します。支柱と苗が交差する所を、軽く紐で8の字状に結びます。 苗と支柱の間は余裕を持っておきます、縛り付けるような結び方はやってはいけません。
完全に根付き、つるが伸び始めたらもっと長い本支柱を挿します。


根付いた後入れる支柱です。直立式や合掌式などさまざまな種類があります。
場合に応じてネットを縫い付けたり、風や日よけのため網目が細かいネットやビニールシートを張ることがあります。

横一列に差し入れる方法です。横や斜めにさらに支柱を組み立て補強する場合があります。
後述する合掌式にくらべて日当たりがよく、とまとやなすなどの成育に向きます。
風に弱く突風が吹くと根こそぎ倒れてしまう事がありますので注意しましょう。
【立て方】



@深めに刺さないと支柱が倒れてしまうので、注意しましょう。
A支柱の上側で支柱を横にし交差した部分を紐で固定。
B補強する場合さらに斜めに支柱をくっつけ交差部分を紐で結ぶ。
(つるをもっと伸ばしたい場合さらにネットを張ります。 当然風を受けて倒れやすくなりますので注意してください。)

斜めに差し込んでいき屋根のように組み込んでいく方法です。
比較的風に強く、ネットを張るスペースが多く取れます。
代わりに日陰になりやすくなります。
インゲンなど風に弱い作物にむきます。
【立て方】



@苗を植えつける場所から離して、両側にさします、交差する場所を揃えてからその上に補強する場合、 その際斜めに交差するようにしましょう。
A交差する場所を揃えてからその上に支柱を横へ配置し、紐で結んでいきます。
B補強する場合さらに斜めへ支柱をさしこんでいき、紐で結んで補強します。
(つるをもっと伸ばしたい場合さらにネットを張ります。)




