


種まきと植え付け…作物の植え方を学んでいきましょう。
1.種選びとまき方  2.間引きの仕方  3.苗の選び方と植え方

苗の選び方
苗選びは、苗半作(植えつける苗の良し悪しで収穫量の半分が決まる)という言葉があるくらい、 とても重要な行程です。 では、どのような苗を選ぶべきなのか簡単にご説明します。


もし老化した苗を入手した場合は、根をハサミで少し切りほぐしてから植え付けます。
光があまり当たらず徒長(*1)してしまった苗は、切り戻してから植え付けます。
半分から3分の1くらいに切り戻すと、下から元気な枝が伸びてきます。
(*1)徒長(とちょう)…窒素や水分の過多や日照不足などから、作物の茎や枝が通常以上に長く軟らかく伸びる事。
苗の植え方
苗選びが終わったら、次は苗植えです。まず、苗が完全に入る大きさの植え穴を掘り、たっぷり水を注ぎ、水が引くのを待ちます。
掘った植え穴に速効性の肥料少し入れ土と混ぜます。
次に、苗を移植します。
苗を移植するときは、ポットをさかさまにして、人差し指と中指の間で苗の株元を受けとめると、 根鉢を傷つけずに外せます。
株元に土を寄せて、手で軽く押さえます。
最後に、苗の周囲 に水をやります。





