


土作り…いい土を作り、おいしい作物を作りましょう。
1.よい土作り  2.除草作業と掘り起こし  3.うね作り

よい土作り
おいしい野菜を育てる秘訣として挙げられるのが、まずよい土作りでしょう。よい土であれば、おいしい野菜が作れます。よい土を作る事はとても重要なのです。
よい土と言われても、果たしてどのような土がよい土なのか疑問に思われる方が多いと思われます。
良い土の条件としては次の点が挙げられます。
- 土が適度のやわらかさを持っている。
- 透水性、保水性、通気性がよい。
- ある程度の栄養分を持っている。
まず一番重要なことは、土を耕す事です。
やはり、畑作業を想像しますと土を耕しているイメージを抱かれる方が多いと思われますが、そのイメージの通り、畑を耕すのは重要と言えます。
土を耕す事により、土がやわらかさを持ち、透水性、保水性、通気性も増します。
ですから、まず野菜を育てる前によい土作りから始めましょう。
日本の気候は雨が多いので、多くの土壌は酸性土壌が多いです。実は野菜にとって
酸性土壌はあまり好ましくないのです。
もし、以下の雑草が生えていたら酸性かもしれません。
オオバコ、 ハハコグサ、 キイチゴ、 スミレ、 カヤツリグサ、 スギナ、 シロアカザ
では、どうしたらいい土になるのでしょうか?
それは、土壌改良剤により土壌を野菜が好む土に改良しましょう。
土壌改良剤にはこのようなものがあります
- 堆肥…(通気性、保水性、排水性など土壌の改良ができる。)作物を栽培するのにいい土の基礎ができます。
- 苦土石灰…(マグネシウムを含み、酸性土を中和できる。)散布することにより土壌を中和してくれます。
- バーミキュライト…(無菌の土です。通気性、水もち、保肥性が良い。)

上の二つは必須なので用意しておきましょう。
このような土壌改良剤などを利用して、
おいしい野菜が収穫できるように、いい土作りから始めましょう。




